キリン解剖記 (ナツメ社サイエンス)
キリン解剖記 (ナツメ社サイエンス)という本を読んだ。
Twitterで流れてきて、ちょっと面白そうだなくらいの気持ちで本屋に行って手に取ったんやけど、 思っていた100倍面白くって、下手な自己啓発本を読むより100倍感情を揺さぶられ、自分の現状や将来について考えさせられた。
本を読むと伝わってくるのはキリンへの愛。
「世界のためにといった高尚な考えで研究者になったわけでなく、自分が好きなことをやっているだけ」という文章に痺れた。(文言はうろ覚え)
その文言の通り郡司さんは好奇心のまま本気でキリンと向き合い、様々な壁にもめげずに成果を挙げていく。
ドラマのようなストーリーと郡司さんのキャッチーな文体にどんどん引き込まれて気がついたら読み終わってた。
そーいえば自分も元々は、"ロボットで世界を幸せにするエンジニアになりたい"という夢を叶えようと思って、大学に入ったんだったと思い出した。
でも、気がついたら"この授業は単位取りやすそう"とか、"これくらいがんばったんだから、たいした成果ないけど卒業させてよ"みたいな思考に至っていた気がする。
そのままの流れで就職活動に至って、"この業界は安定してそうやな"とか"福利厚生のいい会社が一番やんな"とか"雰囲気が好き"みたいなところだけで、会社を選んでしまった気がする。
本当に自分がしたかったことには"きっと金にならない"とか"ベンチャー企業は不安定やし辞めとこ"とか適当に理由をつけて蓋をして。
会社の安定性や福利厚生はやっぱり大事やと思う。
お金は稼がないと生きていけないし、できる限り健康な毎日をおくりたい。 でも、それと同じくらい自分の夢も大事なんじゃないか?一度限りの人生なんやもん。
やっぱり自分はロボットエンジニアになりたい!
この本を読んでそう思うようになった。
本気で今後のキャリアを考えるようになった。
このブログを設立したのもこの本きっかけ。
目的は下記の2つがメイン。
あとは文章書きまくったら文書上手くなるんじゃないか思ってる。
他にも読んだ本とか映画とかの感想も書くかも。
郡司さんに負けないようにがんばるぞー!!!